~光輝陰影法、擬似浮沈効果を用いたロゴ提案~


2000年10月に(社)日本写真測量学会からロゴデザインの募集があり、それに向け当社ではロゴを提案した。ロゴ作成には、光輝陰影法、擬似浮沈文字という技術を使用し、「コンピュータだからこそ表現できるデザイン」を目指した。


光輝陰影法とは

A~Fの条件を満足する色相(H)、明度(I)、および彩度(S)を斜面方位および勾配毎に異なる値を与え配色デザインした方法。【特許番号2862844】


A. 照明があたる側の斜面(日照斜面)は暖かいイメージがあるので暖色系の配色をする。



B. 照明があたらない側の斜面(日陰斜面)は冷たいイメージがあるので寒色系の配色をする。



C. 標高の高い山岳は空気が澄んでいる。標高の高い山岳は一般に勾配が大きいので、標高の代わりに勾配を代用する。


D. 標高の低い平野、丘陵は空気が濁っていて透明度が小さい。




E. 日照斜面では勾配の大きいところほど明るく、日陰斜面では勾配の大きいところほど暗いイメージがある。



F. 平野部は日照斜面でも日陰斜面でもなく、両斜面の接点でもあるので、日照斜面と日陰斜面の両方に連続する色彩を選択する。

擬似浮沈効果とは

図形に北西または左上から光源をあてたとした時、A、B2つの条件から得られる効果。【特願2000年第087440号】


A. 左上側に明るい輪郭線、右下側に暗い輪郭線を付けることにより、浮いて見える


B. 左上側に暗い輪郭線、右下側に明るい輪郭線を付けることにより、沈んで見える







ロゴ作成

以上の技術を使用して以下のようなロゴを作成した。


図1.ロゴ(カラー)

図2.ロゴ(白黒)